2020年7月よりウェブコミック配信サイト「少年ジャンプ+」(集英社)で連載されている怪獣8号!
怪獣になった男、カフカ!これからどうなる!
怪獣8号 第2話、以下ネタバレ内容を含みます。
前回までのあらすじ
舞台は怪獣大国、日本。
そんな怪獣たちを討伐し、市民の安全を守る日本防衛隊。
彼らは、市民たちの憧れの的である。
対照的に、人知れず働く怪獣専門清掃業者の作業員たちもいる。
そこで働く作業員の一人、日比野カフカ、32歳。
カフカはかつて防衛隊を目指していたが、夢半ばで諦めてしまっていた。
ある日、カフカの働く怪獣専門業者にアルバイトが入ってくる。
市川レノ、18歳。
彼もまた、防衛隊を目指している。
彼はカフカと初対面だが、防衛隊を諦めたカフカに対しきつい言葉を浴びせる。
しかし、一緒に働いていくうちにお互いに打ち解けあっていく。
そんな二人が会話をしている最中、急に余獣が襲ってきた!
カフカも市川もお互いのピンチを助け合うが、生身の人間が怪獣に太刀打ちすることはできない。
絶体絶命のこのピンチに防衛隊が駆けつけ、二人は急死に一生を得た。
彼らを救ったのは、カフカの幼馴染である亜白ミナ率いる日本防衛隊第3部隊。
彼女は防衛部隊の第3部隊隊長を務めており、未来の師団長候補だ。
そんな亜白ミナとカフカは、小学生の頃、二人で防衛隊員になることを約束していた。
病院に運ばれた。カフカと市川。
カフカは、ミナがすっかり手の届かないところにいることを悲観するが、今日の出来事をきっかけに市川に背中を押され、もう一度防衛隊員を目指すことを決意。
しかし決意の瞬間、急に謎の生物に襲われ、カフカは怪獣になってしまった。
2020年7月よりウェブコミック配信サイト「少年ジャンプ+」(集英社)で連載されている怪獣8号! 舞台は、日本。 この国では、人々の日常を容赦なく犯す怪獣たちが発生する! そんな怪獣[…]
怪獣8号 第2話 あらすじ・ネタバレ
第2話は、ヒロイン亜白ミナの回想から始まります。
小学生のミナが「怪獣と戦うのは少し怖い」というセリフに対し、カフカはミナの頭にポンと手を乗せて言う。
「大丈夫だ。そん時ゃいつだって俺が隣にいる!!」
ミナはお風呂に入りながらかつての記憶を思い出し、「うそつき…」とつぶやく。
しかし、仕事の電話が鳴ると、防衛隊の隊長のモードに切り替わる。
ところ変わって、カフカと市川サイド。
怪獣になってしまったカフカだが、理性はある様子。
そんなカフカに、市川は怖がっているものの先輩として接している。
通報したおじいちゃんに笑顔を見せることを提案する市川だったが、カフカ(怪獣)の笑顔でおじいちゃんは気絶。
心配し声をかけようと壁に手をつけると、病院の壁は大破!
隊員が来るし、病院にも迷惑をかけると考え、窓から二人で逃げようとするが、今度は窓も壁も木っ端微塵!

二人でなんとか逃げ出している最中も、足がタコみたいに増えたり、顔からお化けのような物が出てくる。
口の中から口が伸びてきて、カラスを生きたまま捕まえてグッシャと食べる。
元の人型怪獣の姿に戻ったと思ったら、今度はおしっこが我慢できず、なぜか乳首から液体が発射!笑
もうお嫁に行けないと嘆くカフカ、それを引っ張る市川。笑
「俺これからどうなっちゃうのかな?防衛隊員なれそう?」とカフカ。
「無理無理無理無理。どう見ても討伐される側、即殺処分す」と市川。
そしてカフカは気づいてしまう。
「あれ?もしかしてもう俺が隊員になることってないのか」
そうこうして逃げている最中、なぜかカフカは地下から怪獣が来ることを予知する。
市川はこれを、身を隠すチャンスと考え逃げることを提案する。
一方怪獣が発生した場所では、崩れた家の下敷きになっている母と、娘がいた。
怪獣が迫ってきていたが、その小さな女の子はママから離れることができない。
怪獣が大きな口を開けて子供を食べようとした瞬間、カフカ(怪獣)のパンチが怪獣を襲う。
怪獣が吹き飛び、殴ったカフカも自分のパンチに驚いている。
怖がる女の子を、カフカ(怪獣)の笑顔でさらに泣かせてしまうが、市川に女の子と母を頼み、起き上がった怪獣と向かい合う。
「ちょっと本気で殴ってみる」
「1・2のー…さん!」
ボゴオォン!!!

怪獣を倒した後、小さな女の子はカフカ(怪獣)に怯えながらも感謝の言葉を伝える。
「か…怪獣さん、ありがとう」
その言葉を聞いたカフカは、漫画の冒頭でミナが思い出していた記憶の続きの場面を思い出す。
「そんときゃいつだって俺が隣にいる!」
そのセリフをミナは笑い、カフカは怒って恥ずかしがる。
「ありがとう、たしかに2人なら怖くないね」
ミナは笑い泣きしながらも、カフカに励まされた様子。
カフカは、あの頃二人が一緒に並んでいたように、大人になった二人が防衛隊員になって怪獣の前に立っている姿を思い浮かべる。
カフカはかつての想いをもう一度取り戻す。
「市川、俺やっぱ諦めない。アイツの隣にいかなきゃなんねぇ」
そう言ったカフカの姿は、人間の姿へと戻っていくのであった。
怪獣8号 第2話 感想・考察
まず怪獣になってしまったカフカの行動が笑えました。
怪獣の笑顔でおじいちゃんを気絶させ、そっと壁に手をつくと病室が破壊。窓を開けようとすると、窓際を破壊。
気持ち悪い走り方をしてみたり、口から伸びる口で生きたままのカラスを食べたり、乳首からおしっこを漏らしたり。
一緒に行動する市川のツッコミのテンポもよく、ギャグとして純粋に笑いました。
一方怪獣と戦うシーンは、強烈なパンチで怪獣を倒す姿がめちゃくちゃかっこよかったです!
カフカとミナの回想は、二人の中がとても良かったことが伺え、特にミナの回想後「うそつき…」とつぶやくシーンは、ミナが防衛隊隊長になってもカフカとの約束は忘れておらず、カフカを少なからず思っていることがわかりました。
カフカとミナの今後が気になります!
また、最後カフカの怪獣化が溶けていくシーンで第2話は終わりますが、カフカはこれから自在に怪獣の姿になったり、人間の姿になることができるようになるのでしょうか?
そしたら無敵ですね笑
怪獣であるカフカがこれからどういうふうに防衛隊員を目指していくのか楽しみです!