2020年7月よりウェブコミック配信サイト「少年ジャンプ+」(集英社)で連載されている怪獣8号!
怪獣になった男、カフカ!防衛隊員を目指して!
怪獣8号 第3話、以下ネタバレ内容を含みます。
前回までのあらすじ
ひょんなことから怪獣になった主人公カフカ。
怪獣になったばかりの体はカフカの思い通りには動かない。
俺は怪獣になってしまった…。
防衛隊員を目指すつもりが討伐される側の怪獣になってしまい絶望する。
しかし怪獣の体になったカフカは、一撃で大怪獣を倒す力を持っていた。
奇しくも手にしたこの力で母と小さな女の子を救ったカフカは、感謝の言葉をもらい、幼馴染のミナと記憶を思い出す。
「アイツの隣にいかなきゃなんねぇ」
カフカはミナとの約束を守るため、防衛隊員を諦めないことを誓った!
2020年7月よりウェブコミック配信サイト「少年ジャンプ+」(集英社)で連載されている怪獣8号! 怪獣になった男、カフカ!これからどうなる! 怪獣8号 第2話、以下ネタバレ内容を含みます。 前回までのあ[…]
怪獣8号 第3話 あらすじ・ネタバレ
カフカが怪獣になって早3ヶ月。
防衛隊によって怪獣8号というコードネームが付けられる。
防衛隊発足以来初の未解決事件となり、日本中の防衛隊から追われる身となった。
職場でこのようなニュースを見ている市川のもとに、上司から、自分とカフカの防衛隊第一次試験合格通知が手渡された。
市川はさっそく怪獣解体現場にいるカフカの元へと向かう。
弁当を食べていた先輩を見つけ、合格したことを伝えると、カフカは怪獣の顔で振り向く。
「マジで?」
怪獣丸出しのカフカに、飛び蹴りでツッコむ市川。
カフカは説教されるも、気づかないうちに出てしまうそうで、「これでよし!」と、口だけ怪獣の姿で言う。
市川は「戻ってねーよ!!」と言いながら、さらに説教を続け、ため息混じりで合格通知を渡す。
あっさり受け取るカフカに疑問をもつ市川だったが、カフカは「いつも落ちるのは二次だから」とドヤ顔。
合格通知を渡した市川は、怪獣に変身してしまう体になってしまったカフカの二次試験を心配する。
カフカは年齢的にラストチャンスということもあり、覚悟を決めている。
「やるからにはライバルなんで」
市川は、先輩に何があっても防衛隊員を志す一人として接することを宣言する。
そんなセリフの直後、カフカは「フタが硬てぇ!」とペットボトルのキャップを開けようとして怪獣化。

呆れた市川が怒って帰ると、カフカはさっきの合格通知の剣を思い出し、安堵の様子。
「よしっ、リベンジマッチだ」
10日後、防衛隊員 選抜試験二次 西東京会場
カフカと市川が会場に着く。
隊員の数が多く、変身したらひとたまりもない、などと雑談しながら受付を探していると、どこからか「おじさんってば」と言う声が。
カフカが振り向くと、腰に手を当て仁王立ちする一人の少女。
おじさんと呼ばれたことにつっかかるカフカだったが、冷たくあしらわれ、さらにカフカたちの乗ってきた車をどけなさいと言われる。
駐車場はガラガラ。
「めちゃめちゃ空いとるやんけ!!」とツッコむカフカに対し、カフカが止めた駐車スペースの番号が今日の私のラッキーナンバーだから、と言い放つ。
カフカは高飛車小娘め!とわなわな怒り、説教しようとする。
「はぁ…、もういいわ、自分でどける」
彼女はそう言うと着ていた服を脱ぎ、中からは戦闘風のスーツが。
次の瞬間彼女は、カフカたちが乗ってきた会社の車を左手一本で持ち上げ、ぶん投げた。
カフカと市川は驚愕し、市川が「き、君は一体……」と尋ねる。
「受験番号2016番、四ノ宮キコル、趣味は怪獣殺し、覚えときなさい!」

キコルのセリフに、市川は、四ノ宮という苗字に反応する。
その後キコルは、カフカに近づき一言。
「それよりおじさん、あんた、なんか怪獣臭くない?」
怪獣8号 第3話 感想・考察
この漫画のタイトル「怪獣8号」は、怪獣化したカフカに対し、防衛隊がコードネームをつけた8体目の怪獣という意味だったんですねー!
1号から7号までの怪獣がどんな怪獣だったか気になりますが、いつか登場することはあるでしょうか?
怪獣化するようになって3ヶ月、完全に制御できているとは言えないものの、バレずに仕事をし、防衛隊第一次試験も突破しているのはすごいです!!
また、カフカと市川の掛け合いがとっても面白かったです!
市川は、抜けているカフカに鋭くツッコミを入れながらも、先輩をライバルとして認めています。
怪獣化するカフカに臆することなく、むしろ気遣う様子も見せ、一話目の突っかかった様子を微塵も感じさせない、ただただいい奴でした。笑
カフカも、そんな市川に対して少しカッコつけちゃうところとか良きでした。笑
これからさらなるの二人の掛け合いにも期待です!
それから、なんといっても新しいヒロインの登場。
お金持ちでわがままで偉そうな、お嬢様ヒロイン、四ノ宮キコル!
カフカをおじさんと呼び、初対面で淡々と命令口調で話すキコルに振り回されイラつくカフカの様子は面白おかしい笑
しかしスーツになると、片手で車を持ち上げるなど、戦闘センスはありそうな気がします!
それから、市川が四ノ宮という苗字に反応していた描写がありましたが、よく読み返してみると、第一次試験合格通知の防衛隊長官と記載されているところに、四ノ宮という文字がありました。
もしかして、キコルは防衛隊長官の娘さんなんですかねー?
また、最後の怪獣臭くない?には、どきりとしました。笑
四ノ宮キコルの言動にも目が離せません。
これから始まる防衛隊員選抜試験二次、どんなキャラクターやストーリーが待っているのか、楽しみです!!